エステシャン一人を採用し、年間15万円の利益を上げる方法

賢明な経営者さまだけお読みください

ようやく長かった梅雨も明け、これから本格的な夏を迎えます。経営者の皆さん、人材の確保は大丈夫でしょうか。正確にいうと、この繁忙期を乗り切るだけのスタッフさんを抱えている自信はありますか?
自信あり!という方。−すばらしい。このページはどうぞ、読み飛ばしてください。
『わからない』もしくは『自信ない』という謙虚な経営者の方、以下のページをじっくりと読んで見てください。タイトルにあるように、人材を一人採用することで、年間で15万円得するおまけもついた『人材採用でサロン経営を安定させるヒント』が何らかの形で見つかると思います。
記事:エステマネージャー取材班
最近、よく耳にするのがエステの人材派遣。サロンの経営者の皆さんは『今までなかったのが不思議なくらい』と口を揃えます。このエステの人材派遣とは一体どんなものなのでしょう?
私たちの調査によれば、大手サロンから個人サロンまでのエステサロンはもちろんのこと、ホテルや病院、スポーツクラブといった業態も積極的に利用しているようです。 なぜでしょう!?
一般の企業ではもう当たりまえのように浸透している“派遣社員”ですが、エステサロンでは活用されていない・・・私たちはこの疑問を解決すべく、エステの派遣を使うメリットを徹底分析してみました。

『なぜ、エステシャンの派遣を利用するのか?』
結論から言うと、派遣を利用した方が自社で採用するよりも楽だからです。コストも時間も、そして専門誌で募集するよりもリスクは少ないかならです。これは主観ではなく客観であり、客観とはデータに基づいたものであるからです。
また、スタッフの欠員によるロスやリスクを回避できるだけのスタッフが(派遣会社に)既にいるからに他なりません。詳しくは、またの機会に譲りますが、この点にいち早く気付いたクライアントさんが利用しているのです。

それでは逆に派遣される側のエステシャンはどうなんでしょうか?派遣(紹介予定派遣を含む)という雇用を望まれる方はどのくらいいるのでしょう?
大手サロンを始めとする数多くの企業やサロンが現実に派遣を利用していると言う事が事実だとすれば、正社員よりも派遣(紹介予定派遣含む)を選択するエステシャンが増えているという仮説が成り立ちます。
ここで、なぜエステシャンが派遣登録するのか
少し、ご紹介しましょう。(登録者の声、原文そのまま)

<私がエステの派遣に登録した理由>
・会社・上司の方針(無理な売上)がイヤだった。(経験3年6ヶ月 24歳)
・正社員で約4年働いて入社前に説明された事と違う点も多かった点と働けるうちに色々なサロンを見てみたいと思った点。色々なサロンを見てその中から自分に合うサロンを見つけられると思った点。(経験4年 24歳)
・求人広告に募集されているサロンなど限られているので、いろんなサロンの中から自分に合ったお店を見つけたいと思ったので。(経験3年ブランク5年 28歳)
・社員に抵抗があった(経験3年6ヶ月 28歳)
・正社員で働こうと思わないので・・・(経験5年 27歳)
・働く前に会社(勤務する)の詳細情報が入りやすいし、信頼度が高いと思いました(経験1年 30歳)
・求人誌を見ていても実際の仕事内容などが不明解だったので。(経験4年 24歳)
・正社員にはない多少の気軽さがある。反面、会社側から見て人材の必要性、期待が正社員より薄い(経験2年6ヶ月 23歳)
(弊社調べ 2003年エステシャン意識調査より)

いかがでしょうか?働く側は、経営者の皆さんほど雇用形態にはそれほどこだわってはいないのです。そうです!こだわっているのは経営者の皆さんだけといっても過言ではないでしょう。
これは社会問題にもなっている若年層の『フリーター化』が証明しているともいえます。

経営者の皆さんは、チームワークですとか、自分のところの人間という安心からか正社員としてすぐに雇いたがるのですが、果たしてそれが必ずしも正解なのかどうなのか?マネージメントの問題とすり替えてはいないでしょうか。
経営者の『エステシャンってすぐ辞めてしまう』『長続きしない』『平気で突然辞めると言い出す』という声も同様の例でしょう。働く側(エステシャン)は色々なことを考えています。そして、彼女達が自分の意思を伝えるのはある程度、時間をかけて蓄積された感情がガマンできなくなったときなのです。それが、経営者の皆さんには『突然、スタッフが辞めると言い出した!!!』となるわけなのです。これは必ずしも、マネージメントの問題だと言うのではなく、少なからず影響はあるということです。

『派遣のイメージ』にはやっぱり不安がつきまとう!?

それでもやはり、経営者の皆さんは『派遣というイメージ』から来る不安はぬぐいきれないと思います。
ここで、少誌広告でもおなじみのエステの派遣会社であるコンバローズさんに少し話を伺ってきました。

Q.エステで派遣を使うメリットとは何でしょう?

サロンの先生方、人事ご担当の方にはいつも、次のように申し上げます。『実際に雇って見なければその方が、先生のサロンでお役にたてるかどうかはわかりません。』多分、事実です。それを限られた時間つまり限られた判断材料で判断するというのはかなり至難の業ではないでしょうか。
派遣のいいところ、その最もいいところといえば、その人の働きぶりを実際に見てから、その雇用期間を決定できるのです。つまり、『まだ働いてもらおう』『ちょっと合わないな』というのが判断できます。高いお金をかけて求人誌に出したからといって、応募があるとは限りませんし、また希望の人材が来るとも限りません。ましてやせっかく求人誌に出したのだからといって希望の人材ではないのに無理無理、『雇う』なんてことはなくなります。

Q.サロンの先生方が持つ派遣のイメージは?

やぱり、サロンの先生方は最初は、派遣というもののイメージがピンと来ないというか多少の不安はありますね。『時間が来れば仕事が途中でも帰ってしまうの?』とか『土日は働いてもらえるの?』
『雑用とかもお願いしていいの・・・』などなど。
『普通の正社員の方と同じように、指揮命令して頂いて結構です』と申し上げると皆さん、安堵の顔を浮かべます。多分、(そのエステシャンの)使い方がわからないんでしょうね。 ですから、実際に説明に伺って、・・・ご説明・・だけ・・・・・申し上げるとその98%以上(正確には98.3%)はご依頼があります。

Q.エステシャンの派遣社員さんっていうのは時間が来れば、仕事が途中でも帰ってしまうものなのですか?

ありえません。(笑)エステといえどもサービス業、接客業です。お客様を目の前にして、時間が来たから帰るというのではサービス業では失格ですし、そんなことしたら契約はすぐに打ち切られます(笑)
サロンに入り、お客様に接すれば派遣であろうが、正社員であろうがアルバイトであろうが、パートであろうが全く関係ありません。スタッフもこの点は皆、理解していますし私どももこの点を理解していただけない方はどんなに優れた経歴をお持ちの方でも派遣は出来ません。派遣社員だからといって『時間が来たから帰りま〜す』という人はいませんよ。

Q.それでは、エステサロンさんではどういった派遣の活用をしているのでしょう?

はい。それは実に様々ですね。効率的な人材確保に、緊急時に繁忙期に、慢性的な人手不足に、テストマーケティングに・・・それはサロンさんをはじめとするクライアントさんの状況、目的によります。また、短期的な場合はもちろん、中長期的に見たスタッフの確保という点でも派遣はコスト的に正社員よりも優れている点が多々あります。
実例を一つあげれば、エステシャンをたった一人採用することで結果的に年間15万円得できるということです。

以下の条件、多分にごく平均的な数値だとは思いますが1ヵ月後、3ヵ月後、1年後の人件費等を計算してみてください。きっと、おわかりになりますよ。


<条件>
正社員Aさん 求人情報誌にて採用(掲載費20万円)
月額給与25万円、賞与(夏冬1ヶ月)あり、交通費(2万円)、社会保険、有
完全週休2日(月間22日勤務)

派遣社員Bさん
時給2000円 週5日勤務(1日8時間実働/月間22日勤務)、交通費なし、社会保険なし
有給なし、賞与なし


本当にコスト面でも派遣の方が正社員よりも安いのか!? 早速、我々取材班では、言われた通りの条件で比較をしてみました。(下図参照)

  1ヶ月総支給 3ヵ月後 6ヶ月 1年後のコスト
☆有給発生10日間
正社員Aさん ※求人掲載費
25万円+2万円
  +2.8万円=29.8万円
89.4万円 203.8万円 407.6万円+20万円
+10万円=437.6万円
給与 交通費 社会保険負担分 (109.4万円) (223.8万円)
派遣社員Bさん 有給分
22日×8時間
  ×2000円=35.2万円
105.6万円 211.2万円 422,4万円
(年間差額15.2万円)
ここで派遣の方がコストは安くなる。
※実際にはここに、就業年数や経験度合い、面接にかける時間と人件費、教育コストがかかるわけで、この差はさらに開くものと思われます。交通費であろうが、社会保険の負担分であろうが、出て行くというという点では給与と一緒ですし・・・
※( )内は求人掲載費

確かに計算してみると、エステシャンを一人採用することで結果的に年間15万円得できました。
期間、期間で契約していくという派遣の性格や給与ベースアップ、社会保険料の高騰、交通費、福利厚生等を考えた場合、その使い方によっては有利に働くのかなという印象です。 何よりも、必要のない時には、派遣契約を更新しなければ良いわけでこの点では経営者にとっては有利といえるのではないでしょうか。
もしかしたら、派遣というのはいいことづくめのシステム!と考えてしまいますね。
しかし、このままでは何だか、派遣会社の宣伝みたいなので、次回は実際に派遣を利用しているサロンや企業の声を聞くことで以上の事が本当かどうか!?検証してみたいと思います。
お楽しみに・・・